2019年06月24日

「若返りの酵素を発見」との発表

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数日前に、若返りの重要な鍵となる血液中の酵素の働きが認められたと、発表がありました。
慶應義塾大学や日本の企業の研究結果です。

 

http://www.oyc-bio.jp/products/view/nmn001

 

それは、NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)を作り出す、
NAMPT(ニコチンアミド・フォスフォリボシルトランスフェラーゼ)もしくはeNamptという酵素です。

 

2000年に体内のタンパク質であるサーチュインが、老化を抑制する特別な酵素であるという発表がネイチャー誌でなされました。
「1つの遺伝子であるサーチュインに変化を起こさせるだけで、老化を遅らせたり寿命を延ばしたりできる」という内容です。
南雲医師が、腸にあるサーチュイン遺伝子活性化のために、1日一食を提唱して注目されたのがその後になります。

 

NMNは、サーチュインと関連した働きがあります。
そのうちのSIRT1(サーティーワン)という酵素の研究では、人間の女性で計算すると16歳程度の健康寿命が延びるという結果が出ました。
SIRT1は、肝臓や膵臓、骨格筋など代謝に重要な臓器に影響が大きい酵素になります。
その研究時に、脳の視床下部という小さな領域が老化抑制の要になることがわかりました。

 

今回認められた酵素は、視床下部の神経細胞を活性化するものです。
血液中にあるNAMPT(ニコチンアミド・フォスフォリボシルトランスフェラーゼ)という酵素は、
NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)という物質を作り出し、視床下部に供給します。
NMNはエネルギー代謝の根源的な物質であるNAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)に変換されます。

 

つまり、私たちの身体には、
ニコチンアミド→NMN→NAD
という合成経路があります。

 

サーチュイン遺伝子は、このNADを使うことによって視床下部の神経細胞を活発にし、
身体のさまざまな機能を回復する効果をもたらします。
その媒介役は血中の脂肪であり、NMNを円滑に供給します。
脂肪と視床下部の間にはNADを合成するための特別なやり取りがあることがわかってきています。

 

マウス実験では、100〜300mg/kgのNMNがマウスに与えられました。
1年間投与した結果、半年から一年ほどの若返りが認められました。
人間に換算すると、60歳前後の人がなんと40歳程度の機能に戻るのに匹敵します。
細胞内でエネルギーを発生させるミトコンドリアの機能も高まっているという結果が出ました。
体重が減るのにエネルギッシュになり、深く質の高い睡眠が取れるようになり、
視力が回復し、代謝全体が良くなり、もちろん肌の状態も改善する・・・様々な老化現象が抑えられます。

 

マウス実験で投与した100mg/kgは、人に換算すると約8mg/kgに相当します。70kgの人なら約500mg(0.5g) です。
これと同等の量を食材から摂るのはほぼ不可能で、
NMNは枝豆、ブロッコリー、アボカドなどの野菜やフルーツ、タネ類などに含まれますが、
100g中に2mg程度の含有ですので、数十キロもの食材を食べなくては摂れない計算になります。
現在このNMNはオリエンタル酵母株式会社が生産しています。慶應大学などとの共同研究がなされています。
日本企業と日本人研究者が協力してNMNを開発できたことになります。
一般消費者がこれを入手できるようになるのは遠いことではなく、早くて数年以内とのこと。

 

これからどういう動きになるかが楽しみですね。

 

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